2024年度 移動等円滑化取組計画
令和6年6月28日
現状の課題及び中期的な対応方針
旅客施設及び車両等の整備に関する事項
- 既に就航している空港や、現在所有している航空機は、移動等円滑化基準及び移動支援措置の基準に適合しており、引き続き同水準を維持していく。
- 予備的な移動支援措置の導入についても、お客様のニーズを踏まえつつ、検討を進める。
旅客支援、情報提供、教育訓練等に関する事項
- お客様の利便性向上に向け、Webサイトやメールなどにおいて、ウェブアクセシビリティに配慮した設計を行うとともに、利用しやすい環境を整備する。
- 全社員を対象に、高齢者・障害者も含めたお客様への案内が、円滑に実施されるよう、様々なケースを踏まえた研修を実施する。
- 接客担当部門を対象に、国土交通省が定める「接遇研修モデルプログラム」に準拠した実技教育について、初期教育及びリカレント教育を継続して実施する。
移動等円滑化に関する措置
旅客施設及び車両等を公共交通移動等円滑化基準に適合させるために必要な措置
対象となる旅客施設及び車両等 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)航空機の導入 - 今年度導入予定の2機(A320neo型)について、移動等円滑化基準に適合したものとする。
旅客施設及び車両等を使用した役務の提供の方法に関し法第八条第二項及び第三項の主務省令で定める基準を遵守するために必要な措置
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)施設・設備の使用方法に関する再周知 - 定期的に訓練を実施するとともに、操作・使用マニュアルを定期的に検証し、必要に応じて改訂を行う。
高齢者、障害者等が公共交通機関を利用して移動するために必要となる乗降についての介助、旅客施設における誘導その他の支援
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)空港における優先搭乗の開始 - 空港において、スムーズに搭乗していただくことが出来るよう、優先搭乗を開始する。
予備的な移動支援措置の導入 - お客様のニーズを踏まえつつ、予備的な移動支援措置の導入について検討する。
高齢者、障害者等が公共交通機関を利用して移動するために必要となる情報の提供
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)ウェブアクセシビリティ対応 - Webサイトやメールなどにおいて、ウェブアクセシビリティに配慮した設計を行い、お客様が事前に情報を入手しやすい環境を整備する。
移動等円滑化を図るために必要な教育訓練
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)ユニバーサルデザイン教育の実施 - 全社員を対象に、お客様の特性やニーズに合わせたユニバーサル研修を継続して実施する。
高齢者、障害者等が高齢者障害者等用施設等を円滑に利用するために必要となる適正な配慮についての旅客施設及び車両等の利用者に対する広報活動及び啓発活動
対 策 計 画 内 容
(計画対象期間及び事業の主な内容)特になし
移動等円滑化の促進のためⅡと併せて講ずべき措置
- バリアフリー推進担当部門が中心となり、空港部門、客室部門およびWeb関連部門等の社内関係部門と問題点や取組の共有を図る定期会議を毎月実施し、移動等円滑化の促進に努める。
前年度計画書からの変更内容
対象となる旅客施設及び車両等又は対策 変 更 内 容 理 由 空港・機内における座席ボードの配置 削 除 R5.6導入済のため 空港における優先搭乗の開始 優先搭乗の開始 スムーズな搭乗手続の実現